
視力とは、一般に物体の形などを認識する力で、離れた2つの点を見分ける事ができる能力であるとされています。このように、厳密な視力とは物を見極める能力ではなく、2つの点を見分ける能力と言えます。
2つの点を見分けられる一番小さな角度を、最小視角といい一般的な視力検査で見られる、Cの字での視力検査は、形を認識しているかどうかではなく、環の一部が開いた部分を見分けられているどうかを検査しています。最小視角が1度の1/60の角度が見分けられる場合は、視力は1.0となります。
つまり、最小視角が1度の1/30の角度が認識できる場合は、視力は0.5であるとされます。私たちは情報を得る場合は、80%以上を視覚から得ています。残りの20%は聴覚や嗅覚、また触覚など5感からえられています。一般的に、小さいころは視力がよく、年をとるにつれて視力が低下すると考えられていますが、生後まもない赤ん坊は光の明暗しか認識しておらず、視力はない状態で生まれ、6歳ごろに一通りの視力が確立されるとされています。
また、視力には対象が静止している時に見る静止視力と、動く物を見る時の動体視力の2種類があります。基本的に、視力検査では静止視力しか検査されませんが、静止視力と動体視力は互いに依存しておらず、静止視力がいいしても動体視力までいいとは限りません。
視力検査では距離も重要であり、日本の視力検査は5m離れて検査する事が決まっています。この距離で見えるかどうかで、近視か遠視かが判断されます。
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